Where am I ? 海外生活日記

〜now i'm in Dubai〜

フランス大使館は、本当にフランス。

今朝ビザを受け取りに広尾へ行ってきました。
今日は連休明けと言う事もあり、9:30の時点で待っている人も多め。前回同様セキュリティーチェック後
無事入館。待つこと10分、
あろうことか「今から避難訓練なんで一旦外に出て下さい」と言う事で全員外で待機。
そう、ここはフランス国 何で?どうして?は通用しません。
疑問に思う事がストレスになるので、ひたすら待ちます。

そして再び入館、皆さんイライラモード。当然です。。
もちろん整理券もないし窓口のどっちがビザの受け取りか申請かも分からず、
「スキを見て適当に尋ねてみて下さい」と言った感じ。
黙って待っていたら、どんどん順番が後回しになるので、さすがに後から来た女性がシラっと列に並び始めたので、「みんな1時間も前から待っています、ですからあなたは私の後に並んでくれませんか?」
と言うとムッとした表情で、ちょっと嫌味な事を言われる始末。
そもそも、こんな事で怒っていたらフランスでは生きていけないし、周りの状況からして
「待ってますか?」の一言くらいは必要。だって“日本人同士”なんだから。(笑)

やっと私の番だ!とはりきって半券を出すと。。

・フランス人担当者:えっと、許可は下りていますが、まだ出来上がってないので明日の朝来れますか?と。

・私(あえてフランス語で返答):出てないの!?
分かりました。ビザ自体には問題ないと言う事ですね?大丈夫ですか?

・フランス人担当者(ここからはフランス語):はい、心配しないでください。(もの凄い笑顔)
明日までに用意しておきます。

・私:ではビザを待ちます。明日また来ます。ありがとう、良い1日を!(日本語でこんな挨拶はしないけど)

そんな訳で、空振りに終わり何だか微妙な気分でカフェで一息。

今日ビザセクションでいろいろな状況の人を見て思った事は、

1.気長に待つ
2.イライラしない
3.フランス人担当者にはフランス語を使う(日本語も英語も堪能だけど)
4.ビザのステイタスが「結果が出てるから来て下さい」になっていても、1日置いて行った方が良い。←空振りの場合がある。
5.ギリギリでビザ申請しない(焦って毎日がストレスになる)←出発日に間に合わなくて直接状況を聞きに行くことになる。地方の人は本当に大変。
6.適度な気の強さ(笑)←おとなしく待ってると後回しになる。

特に3.ですが、これでだいぶ印象が変わるものだなぁと感じました。
大使館に一歩入ったらそこはフランスですから、当然フランス語の方がスムーズに事が進みます。

今日はビザを入手できなかったけれど、その分学んだ事も多少あったし、
何より少しでもストレスから解放されたので次回はもっと気が楽♪
あ、ちなみに私が話しかけた隣の女性は、
ファッション界の巨匠Yohji Yamamotoの奥様らしき人でした。世界のYohji Yamamoto
普通にビザ申請するんですね。

フランス大使館さん、また数日後!